【貸さないのも銀行の役割】

【銀行の格言”貸さぬも仏”とは…】
企業をつぶすのも銀行の役割。
冷たいようですが真理です。

「貸すも仏、貸さぬも仏」とは、
心ある銀行員であれば一度は耳にする格言。

ボクの意見としても、
銀行は「廃業後も経営者が社会的な生活を維持できる範囲」で資金を出すべきで、それ以上を踏み越えないよう”心を鬼にする”必要があると思います。

”貸さぬも仏”を実行に移すには
社長様に恨まれる覚悟ももちろん必要です。

 

経営者・従業員・取引先を含めた社会的損失を大きくしないためにも、空中分解させてしまうような事態だけは避けなければなりません。

 


資金を出さず、廃業を進言するためには会社の社長様に恨まれる覚悟も必要ですが、きっと数年後には感謝をしてくださると思います。

それを想って仕事にあたるのが

「バンカー(銀行員)」が本来持つべき矜持であり理念だと思います。

では世の中に「廃業後も再チャレンジできる」

そんな会社が少ないのはなぜか…。

 

それは「銀行員にはその理念がないから」です。

 

銀行員は銀行のサラリーマン。

 

優先順位は
 ①自身の出世
 ②ボーナスの査定

 ③会社の利益
で、「お客様の利益」や「理念の実現」については三の次です。

 

サラリーマンですから、当然ですよね。 

 

 

こういった「銀行員」が担当する会社には何が起きるか…

①自身の出世 や ②ボーナスの査定 のためには

「融資の実績」が必要です。

 

社長が「お金を貸してほしい」といえば

貸せる範囲の上限まで、喜んでつぎ込んでくるでしょう。
さらに、お金を出せば「社長に感謝」されます。

 

しかし、こういった近視眼的な思考は会社に悲劇をもたらします。

 

というのは、業況により貸せる範囲の上限は増減するからです。


業況の傾きかけている会社です。

貸せる範囲の上限が増えればいいのですが、大体は減ってしまいます。

すると
 ① すでに出ている融資額が貸せる範囲を超えてしまう
    ↓

 ② 新たな借り入れが急にできなくなる

    ↓

 ③ 逃れられない悪循環に陥る

といったことになり、

企業は二度と立ち上がれないほど、傷口を拡げて倒れていくのです。

 

それを防ぐために必要なものは…

理念のあるバンカーと付き合っていく

 

ということに尽きると思います。

ところが、担当となる銀行員は、

はっきり言って「運」で決まってしまいますよね。

 

 

ではどう対応するのか…

答えは簡単、「専属の銀行員をつける」ということです。

それが日本唯一となる「ホームバンカー」の真価だと思っています。

こういった動きをする「銀行員」さんが

全国に現れるような環境になるといいなと常に思っています。

なかなか「安定した職業代表」のような銀行員を辞めてまで、

独立しようとする人は少ないでしょうが…。

 

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日本唯一・あなた専属の銀行員「ホームバンカー」であるボクは
社労士・FP・住宅ローンアドバイザー等、広く深い知識を有しています。
  ・社労士業務しかできない社労士さん
  ・保険の話しかできない保険屋さん   等に

 「大切な会社の経営の相談」や

 「大切な家族の人生の相談」をするなら…

 

是非、「ホームバンカー」である当職にご相談くださいね。

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