厳しい寒さも真摯に向き合えば、世界に通用する!

 今週14日は、成人の日にもかかわらず
発達した低気圧の影響で首都圏を中心に大雪に見舞われ、
一部交通機関が麻痺するなど
大雪の影響を受けた方も多かったのではないでしょうか。


一方で、寒い地方の方々はそれを日常として受け入れ、
さらに寒さを活かして、
日常の空間を子供の遊び場に変えてしまうというから驚きです。

例えば、
小学校などの校庭にスケートリンクをつくる地域もあるそうで、
しかも、学校の先生や生徒の親御さんが協力しあって
自分たちでつくりあげるとのこと。

これがまさに匠の技で、
まずは雪を踏み固めて土台をつくり、
次に水のタンクを積んだトラックで少しずつ水をまきながら、
徐々に徐々に氷を厚くしていく作業。

氷点下10度以下でないとキレイに凍らないため、
作業は夜から深夜に及ぶそうです。

12月から2週間ほどかけてやっと完成するそうで、
完成後は少しずつとけてしまうことから、
毎晩水まきを続けるそうです。


実は、
2010年バンクーバーオリンピックに弱冠中学2年生で、
スピードスケート日本代表として出場した高木美帆選手も
手作りリンクの卒業生。

子供たちの喜ぶ顔がみたいとの思いで
作業される先生や親御さんたちの愛情たっぷりの
リンクでスケートができる子供たちは幸せですね。

厳しい寒さときちんと向き合い、
愛情と手間をかけて楽しみ、
時に世界に通用する次元にまで高めてしまう。

経営にも上手に応用したいですね。

 

 

実は当社の近くにもこんな池があります。

大人がジャンプしても割れませんでしたが、
我が子にスケートをさせるには救命胴衣が必要ですかね^^;